第1種換気方式(給気:機械 排気:機械)
採用した換気方式 : 第1種換気方式 |
・第3種換気方式に比べ、コストアップとなり設置スペースも必要になるが、全熱交換器を 使用するため、外気負荷を低減でき、省エネルギー化が図れるため採用した。 ・全熱交換器はほこりや花粉の除去など一次処理が可能で、良好な室内空気環境とすることが できるため採用した。 |
第3種換気方式(給気:自然 排気:機械)
採用した換気方式 : 第3種換気方式 |
・各居室には、給気を行うための差圧式給気口やレジスターを設け、24時間稼働する浴室と便所 の換気扇により排気を行い、よどみなく住戸内の換気が行える第三種換気方式を採用した。 ・一般的な換気方式であり、キッチンは燃焼器具を使用する場合にのみ排気を行う局所換気方式 とし、イニシャルコスト及びランニングコストを抑える計画とした。 |
自然換気設備と機械換気設備を採用する条件
・居室において、換気に有効な面積が居室の床面積1/20未満 → 必要
・(1)項の特殊建築物 → 必要
・調理室や浴室など火気を使用する器具を設けたもの → 必要
・非居室(廊下・倉庫・階段など) → 不要
自然排煙方式
採用した排煙方式 : 自然排煙方式(非無窓居室の場合) |
・建築物全体に開放できる窓が十分にあるため、開閉機構が単純であり、保守が容易で信頼性の高い 自然排煙方式を採用した。 |
採用した排煙方式 : 自然排煙方式(無窓居室の場合) |
・排煙の有効開口面積を有しない室において、天井高さが3m以上のため、排煙口は床面の2.1m 以上かつ天井高の1/2以上の高さに排煙口を設けた。 |
機械排煙方式
採用した排煙方式 : 機械排煙方式(非無窓居室の場合) |
・有効開口面積を有しない室、空調負荷を一定としなければならない室は機械排煙とし、各階に排煙口、排煙ダクトを設け、屋上に設置した排煙機に直接接続する計画とした。 |
自然・機械排煙方式を採用する条件
・(1)~(4)項の特殊建築物で床面積500㎡超。 → 必要
・自然・機械排煙方式のいずれかを採用すればよい。
・どちらも床面積500㎡以内ごとに防煙区画。
・防煙区画 → (自然)排煙口(窓)と垂れ壁 (機械)排煙口(天井)と垂れ壁
・排煙無窓居室(床面積1/50未満の有効開口)は、煙を排出する窓が無いため、
機械排煙方式を採用し、排煙口と風道を設ける。
・高さ 31m 以下の建築物の部分にある室(居室を除く=非居室)で、内装仕上を不燃・準不燃とし、かつ主要な出入口に防火戸を設けたもの、又は床面積100m2未満に防煙区画したもの → 不要。
NAOKUMA
廊下など非居室については、100㎡以内毎に1か所開口部(窓)と防煙垂れ壁を設ければいいよ。
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